不安の渦

「もしまた失敗したらどうしよう」
「どうしてあんなことを言ってしまったんだろう」
「結局、私は何もできない無能な人間だ」
「自分はこの世で最も不幸な人間だ」

誰だって落ち込むことはあります。

しかし、その落ち込みを引きずるか引きずらないかは
その人によって大きく違います。

問題なのは
嫌な出来事や失敗をきっかっけにして
不安をどんどん膨らませてしまう人。

このタイプの人には
悲観的な考えにとらわれてしまいやすい

心の癖がついています。

この癖の持ち主は

過去に起こった出来事を
理性的に吟味しているつもりで
どんどん深みにハマって行ってしまうのが
大きな特徴です

「ああすればよかった」
「こうすればよかった」

後悔しているうちに
マイナス思考の迷路に
入り込んでしまうのです。

そして自分で自分を追い込むうちに

「また失敗したらどうしよう」

という不安から逃れられなくなり

やがては

「結局自分は無能な人間だ」

と自分を非難するようになってしまいます。

では、この悪循環にはまらないためには、

どうすればいいのでしょう?

対策としておすすめなのは

とにかく目の前の仕事や目標に集中するということです

練習や仕事への集中は
勝敗や成否などの不安をかき消してくれます。

不安というのは結果を考えるから大きくなるもの

だから、この際、結果の事は忘れて

目の前の練習や仕事に集中しようじゃないか

という発想です。

このタイプの人は

不安を膨らませないための

自分なりの切り替えスイッチを心の中に持つ事が肝心

そして、考えがマイナスに傾いたなと感じたら

そのスイッチを回して

マイナス回路を遮断すればいいのです。

「いつでも遮断できる」

という自信がつけば、もう安心。

きっと悲観的な考えに振り回されることもなくなるでしょう。

今日も最後までお読みいただいてありがとうございます。

今日一日があなたにとって

素敵な一日になりますように。

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