「みんなが集まって何か話してる…
きっと私の悪口を言ってるに決まっている」
「あの人が私に親切にするのは、
おそらく何か魂胆があるからだ」
「所詮人はみな裏で隠し事をしているものだ」
「彼の様子がいつもと少し違う
きっと浮気をしているんだ」
勘ぐってしまうんですよね。
たか子さんは家事のかたわら、
夫が経営する設計事務所で経理を手伝っています。
しかし、最近家事も仕事も忙しいせいで
疲れているのか、夫の言葉がいちいち引っかかるように…。
夫がたか子さんの様子を気遣って
「今日は早くかたずけて寝なよ」
と言うと
(お前は段取りが悪くて家事能力がない)
と言われているように聞こえ、
「経理は従業員に任せて家事に専念すれば」
と言うと
(所詮お前には経理は無理だ)
と言われているように聞こえるのです。
夫はたか子さんの態度に呆れ、
最近は夫婦間に会話が少なくなっています。
そしてたか子さんはこう言います
私はこんなに一生懸命頑張っているのに、
夫はどうしてそれを認めてくれないの?
あんなふうに言うなんて…。
所詮私には家事と仕事の両立は出来ないってこと?
きっと私のことをダメな奴だと思っているんだ。
おまけに近頃はムスッとして
言葉の一つもかけてくれない。
いったい私が何をしたっていうの!
これを読んだあなたは
それは大きな勘違いだわ!
せっかく旦那さんが言ってくれてるのに。
と思いましたか?
それともたか子さんに賛成ですか?
人の事例だとよくわかるんですよね
つまり、自分が当事者になると
すっかり勘違いしていることに
気が付かないことが多いのです。
これが思考の偏りです。
そして、自分では気が付かずに
相手に嫌な思いをさせていたりします。
この思考の偏りは精神状態も混乱させます。
そんな偏りをフラットに戻してくれるのが
PSカウンセリングです。
気になる方は是非一度いらしてみてください。
今日も最後までお読みいただいてありがとうございます。
今日一日があなたにとって
素敵な一日になりますように。