誰もあなたのことを見捨てはしない。
世の中には相手のここをを
勝手に読んで
勝手な結論を出してしまい、
その考えを膨らませてしまう人が
少なくありません。
「あの男の人が私に親切にするのは
何か魂胆があるのかもしれない」
「きっとそうだ。でも私のの何を狙っているの?」
「きっといやらしいことを考えているに違いない」
「あの人ってそうゆう人なんだ。これからは気を付けよう」
というように
根も葉もない想像を膨らませて、
勝手に否定的な結論を下してしまうのです。
これでは勘ぐられる方も迷惑というもの。
心の中で何を考えようが自由だとはいえ、
このようにあまりに結論を
飛躍させてしまっては問題です。
このような人には他人の言動を
裏読みしてしまう心の癖がついています。
いつも
「自分は否定され、見捨てられるかもしれない」
という不安を抱えているために、
「この人は一体何を考えているのだろう」
と心の裏を読まずにいられないのです。
そして、何か不安や疑念を感じると、
それをどんどん増幅させていってしまいます。
それで、何の根拠もないことに
否定的な判断を下し、
その妄想を膨らませてしまうのです。
また、このタイプの人は
過去に大きな恥をかいたり、
自分を否定されたりといった
ショックな体験をし、
それがトラウマになっていることが少なくありません。
「あんなことがまた起こったらどうしよう」
という思いが、脳の不安回路を
過敏に反応させてしまっているのです。
しかし、このようにいつも心の中で
「ひとり相撲」
をとっていたら、
やがて日常の人間関係にも支障が出てきます。
ですから、このタイプの人は
不安に反応しがちな脳のベクトルを
少しずつプラス方向に引き戻さねばなりません。
それには、ともかく毎日
「いいこと探し」
をする癖をつけてください。
庭の花が咲いた。
ポイントがたまって化粧品が安く変えた。
一本早い電車に間に合った。
何でもいいから身の回りの「いいこと」
を積極的に探すのです。
そうすると、ひょっとしたら
自分は運のいい人間かもしれないと
思えてくるから不思議
そうした一歩一歩が
脳のプラスの回路を育ててくれます。
きっと少しずつ
「誰も自分のことを見捨てはしない」
という気持ちが育ってくるでしょう。
そうすれば、あなたが呪縛から抜け出せる
日も近いはずです。
今日も最後までお読みいただいてありがとうございます。
今日一日があなたにとって
素敵な一日になりますように。