なぜあの人ばかりうまくいくの?
人と比べ始めたらきりがない。
他人に難癖をつけて
自分への言い訳にする
そんな考えをするのが習慣になっていませんか?
例えば
ライバルが成功を収めた時に、
いささか無理な根拠を引っ張り出してきて
「あのくらいたいしたことない」
と自分に言い聞かせるとか、
同期の同僚が自分より早く出世したのを
仕事の能力以外のせいにするとか
(ちょっと顔がいいから出世したのよ!)
そういうひとには、
大した根拠もないのに他人を否定しようとする
心の癖がついています。
この世は良くも悪くも競争社会
より良い結果を目指し、競争心を持って頑張ることが
成長の原動力になります。
しかし、当然うまくいく人と
うまくいかない人の差がついていて
そこで生まれるのが
「嫉妬」
「羨望」
の感情です。
「なぜあの人ばっかりうまくいくのか・・・
それに引き換え私は・・・・」
という感情を、たぶん誰もが抱いたことが
あるのではないでしょうか?
でも、こうした競争ばかりに捉われていると
だんだん
「行き場のない嫉妬心」
をうまく処理することが出来なくなってしまいます。
わざわざ根拠の薄い否定的材料を持ち出し
他人の成功を
「たいしたことない」
とみなそうとするのはそのため。
自分には自信がないために、
自分の中での他人の評価を落とすことで
バランスをとろうとしているのです。
しかし、このような見方を続けていると
自分に
「言い訳」
や
「なぐさめ」
をするのが当たり前になってしまい、
いつか他人ばかりでなく
自分に対しても正当な評価が
下せなくなってしまいます。
競争に捉われるあまり
自分の足元さえも見えなくなってしまうわけです。
ですから、こうした心の癖を直すには
とにかく一度競争のレールから
下りてみることが大切です。
そして、自分の歩いている足もとを
今一度、確かめてみましょう。
人と自分を比べ始めたらきりがありません。
人は人。
自分は自分。
です。
所詮違う人間のやることなのですから、
いろんな得手不得手があって当然ですし
目指す目標や速さも違って当然です。
それを無理やり同じ土俵で比べようと
するからいけないのです。
今のレースをいったん降りてみれば
きっと自分の足元に全く違う道が
あることに気づくはず。
そして、その足元を見ながら
一歩一歩自分のペースで行けばいいのです。
今日も最後までお読みいただいてありがとうございます。
今日一日があなたにとって
素敵な一日になりますように。