話し方テクニック

気持ちよく人と付き合うためには

自分が言いたいことをきちんと伝えることが必要です。

「阿吽の呼吸」

で分かり合えるような人間関係は、めったにありませんから。

ただ、単に明確に意思表示をすればいいのかというと、
ちょっと違います。

対話には、相手があるので、
不快にさせるような話し方は避けなければなりません。

世の中にはよく、

「同じことを言われてもAさんなら好感が持てるけど、
 Bさんだと不快きわまりない」

なんていうことがあります。

人柄という要素も多分にありますが、
一番大きいのは言葉の底流に、
相手を思いやる「愛」が流れているか、
自分の気持ちを伝えたいという
「誠意」が込められているか、
ということです。

気持ちは話し方に表れるのです。


例えば、上司から

「ダメなヤツだな」

と叱られたとします。
その言葉が、相手の人間性を
否定する気持ちから出た
額面通りのものなら、
誰だって不快に感じます。

でも、

「期待しているんだよ」

という気持ちが込められていると、

言葉とは裏腹の

「愛」と「誠意」を感じ、

そんなに悪い気はしません。

そう、言いたいことを伝えるための

「話す技術」の根本は、

相手に対して「愛」と「誠意」
をもって話すことに尽きるのです。

実際セールスの世界では、
「入社して1~2年は、口八丁で雄弁な人が
 好成績を上げるけれど、5年もたつと逆に、
 おとなしくて口下手な人が伸びてくる。
 それが証拠に、30代のトップセールスマン
 と言われる人の7割は口下手な人だ」
と言われているそうです。

これは、明るく雄弁に語るより、
とつとつとした語り口でも誠意ある話し方をする方が
相手の心を動かすことが出来るという証明のように思えます。

とはいえ、

誠意を伝える気持ちを持ってはいても、
感情表現が苦手だったり、相手が鈍感だったり、
話す内容が支離滅裂になったりすると、
なかなかうまくいかないものです。

そこで、明日は、気持ちが伝わりやすいテクニックを
いくつか紹介しましょう。

ただし、一番大切なのは、相手に対する愛情と誠意。

その点はお間違えなく。

 

今日も最後までお読みいただいてありがとうございます。

今日一日があなたにとって

素敵な一日になりますように。

 

関連記事

PAGE TOP