仕事虫の夫に不満がたまった妻が
「あなたは私の事全然わかってくれない。仕事と家庭のどっちが大事なのよ!」
といえば、夫の方は
「俺が外でどれだけ苦労していると思うんだ。世間知らずのくせに!」
と反論する。
陳腐なドラマのようですが、こんな風に言われて
「なによ、私だって」
とくってかかると火に油を注ぐことになります。
こんな時、
「私が世間の辛さを味わうことなくいられるのは、あなたのおかげ。あなたが守ってくれているのね」
と、まるで違う手で攻めていけば、
夫の方も県下の勢いをそがれてしまって
丸く収まることもあります。
要するに、ちょっとしたシフトチェンジで、
見え方は180度変わってしまうということ。
なかなか決断できず、優柔不断だと言われても、
逆にいえば「慎重」と言い換えてしまえばいいのです。
都合のいい言い訳のようですが、
そうやって自分に言い聞かせることで、
自分自身をストレスから救うことが出来ます。
「悪く言えば△△だけど、よく言えば〇〇」
こんな否定を肯定にする考える習慣を持つようにしましょう。
否定系から肯定系の考え方にする「言い換えの例」を挙げてみます。
☆些細なことが気になる ⇒ 神経が細やかで繊細
☆頑固者 ⇒ 自分の考えをしっかり持っている
☆いつも悩んでばかりでなかなか先に進めない ⇒ 石橋を叩いて渡る思慮深さがある
☆いい加減で適当 ⇒ 賢くて要領がいい
☆自分の意見をうまく言えない ⇒ 我を通さず、奥ゆかしい
☆諦めが悪い ⇒ 粘り強くて根性がある
☆大雑把で先のことを考えない ⇒ 肝の据わった大胆さがある
☆理屈っぽい ⇒ 道筋を立てて考えられる
☆計算高い ⇒ しっかりしている
☆やりくりが下手 ⇒ 正直で真面目、おおらか
☆人付き合いが苦手 ⇒ 少数精鋭の人間関係を築くことが出来る。
こんな具合に、自分の悪い面ばかり見るのではなく、
上下、左右、斜め、前後と、多面的にとらえてみましょう。
それが出来れば、あなたは今よりもっと元気が湧いてくるはずです。
今日も最後までお読みいただいてありがとうございます。
今日一日があなたにとって
素敵な一日になりますように。