もうひとつの自己否定

翠です。

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前回は自己否定が自己肯定感が下がると
いうお話をしました。
これはとても分かりやすい自己否定でしたね。

ですが、もう一つ、自分で
気が付かないうちにやっている
自己否定があるのです。

それは

過去の事を引っ張り出して、繰り返し検証する

と言う行為です。

たとえば、ずいぶん前の事なのに

「電車の席に座っていたら、ほかにも席がたくさん
空いているのに、私の横に、ビジネスマンのおじさんが
ドスン!と座って、わざと新聞を広げて読み出した」

「このおじさんムカつく」

というその時の感覚がよみがえってきます。

これって、一見

【嫌なことを思い出してるだけ】

に思えるのですが、実は自己否定をしているのです。

「自分が弱者に見えるから狙われて、ストレス解消の
道具にされているんだ!」

という否定の仕方なのです。

「あんなおじさんからも馬鹿にされるダメ人間」

と、知らず知らずのうちに自己否定をしています。

ほかにも、テレビを見ていたら突然

「なんで上司はほかの人には注意をしないのに
自分だけ注意するんだ!」

と、職場の上司に対する怒りが
沸き起こってくることがあります。

でも、実際には

「自分が上司から目を付けられるような要素を
持っているからダメなんだ」

という知らずにやっている自己否定が
根底にあるのです。

つまり、

「あいつムカつく!」

「なんであの人は?」

といった、忘れたと思っていた相手に
対する怒りが突然わいてきちゃうのって
自己否定の癖だったりするのです。

相手を非難しているようで、
自己否定をしているだけ。

それをすればするほど、
芋づる式に「自己否定」が湧いてきます。

つまり、

「自己肯定感がどんどん低くなってしまう」

という事になるのです。

思い当たることありますか?

今日も最後までお読みいただいてありがとうございます。

今日一日があなたにとって

素敵な一日になりますように。

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