嫌いな人とうまく付き合えるようになると
たくさんのメリットがあります。
どんなメリットがあるか考えてみます。
1・人付き合いの幅がぐんと広がります。
相手を選ばずに、「ここが嫌い」なんて
思わずに人と交流するわけですから、
これは当然のことです。
2・友達の駒が増える分、適材適所の交友が可能になります。
相手の「いい人」の部分を認めて付き合っているので、
何か相談事が生じたときや、
一人でいたくない時、真面目に議論したい時など、
状況と気分に応じて、ベストな相手を選ぶことが出来るのです。
これは、選手の特性を考えて指揮をとる、
サッカーや野球の監督のようなもの。
「いい人」の部分がどんな場面で発揮されるのかを考え
交際していくことはなかなか面白いです。
3・嫌いな人の欠点を認識することで、反面教師とすることが出来ます。
「不快だな」と感じる行為に直面するということは
「自分は同じことをしないようにしよう」
と心がけるきっかけになるのです。
と同時に「いい人だな」の部分は見習いたくなるはず。
いやでも、自分自身の人間性が磨かれます。
4・視野が広がり博識になります。
いろんな人と付き合うと、様々な考え方に
触れられるので、思考が柔軟になります。
また、それぞれが得意とする分野の話を聞く機会が増えるため、
幅人い知識を仕入れることも出来ます。
結果様々な観点から物事を考えられるようになるし、
話題も豊富になります、話に誘発されて、
新しいことにチャレンジするチャンスを
手に入れる可能性も大でしょう。
5・嫌いな人とも平常心で付き合えると、自分の株があがります。
特にみんなから嫌われているようない人が相手だと、
周囲は
「懐が深いというか、誰に対しても公平に接する、奇特な才能の持ち主よね」
と、あなたを尊敬するに違いありません。
6・嫌いな人と付き合うと、自分がとても「いい人」に思えてくるので、
自分自身に対する自信につながります。
「不快な行為を流してあげられる私は、どこか達観していてエライ!」
みたいな感じです。
どうでしょう。結構いいことがあります。
嫌いな人だからと拒絶せずに、何とかうまく付き合っていこうと
思っていただけましたか?
ただ、嫌いな人とうまく付き合おうと、
自分の気持ちを捻じ曲げるのは本意ではありません。
ご機嫌を損ねないように顔色をうかがったり、
いやなのに言いなりになったりすることはありません。
要するに、「嫌い」だと思わずに接して、
「NO」と言うべきところははっきりと「NO」を言う
たったそれだけの単純な心掛けですべてが変わります。
今日も最後までお読みいただいてありがとうございます。
今日一日があなたにとって
素敵な一日になりますように。