あなたの色眼鏡

「みんなどうせ私の事を馬鹿にしているんだ」
「それって、ひょっとして私への当てつけ?」
「あの人も所詮は〇〇にすぎない」
「みんないい子ぶってるけど、裏で何考えてるかわからないんだ」

こんな色眼鏡で周りを見ていませんか?

相手を格下げするより、自分を格上げしょう

こちらが好意で話しかけているのに
それを必ず否定的に受けとめる人がいます。

「たまには飲みに行こうよ」

と誘えば

「なにも無理して誘ってくれなくてもいいわよ」

という顔をし

「おいしいものを食べに行こうよ」

と言えば

「私を太らせたいの?」

などと返事をします。

こうした人には、何事も否定的に解釈する心の癖がついています。

専門的には

「精神的フィルター」

といい

何でもマイナスに受け止める色眼鏡をかけてしまっているのです。

この色眼鏡をかけていると、
世界中がうとましくつまらなく見えてきてしまいます。

つまらない世の中だから
自分はいつも楽しくない。

そして、自分に比べて幸せそうな人がいると

それが許せない。

だから、このタイプの人は

他人に否定的な解釈を加え

他人を格下げすることによって

自分とのバランスをとろうとしているのです

なかには、妬みが高じて、

他人の足を引っ張ったり

貶めたりする卑屈な行動をとる場合もあります

また、このタイプに特徴的なのは

強い不遇感、不幸があって

「なんで私だけがこんな目に・・・」

という思いを抱いている点です。

そしてその根っこにあるのは

強い劣等感。

「他人を格下げする色眼鏡」

を無意識のうちに欠けているのは、

コンプレックスから逃れ、依存心を保つための防御手段なのです。

ですから、このタイプの人がその色眼鏡を外すには

自分の劣等感と真正面から向き合わせなければなりません。

欠点も長所も含めて

「あるがままの自分」

を認め、自分のプラス面に目を向けていくのです

おそらく、いきなり色眼鏡を外すと、

世界はまぶしすぎるでしょうから、
焦らずじっくり目を慣らしていくといいでしょう。

おすすめなのは、

「口癖」を変えてみる

事です。

「どうせ」「所詮」「たかが」「結局は」「〇〇なんて」

といった否定的な口癖が習慣になっているはずですから

まずはこれをやめてみてください

そして、出来るだけ自分の長所、相手の長所に目を向け

肯定的に受け止めるようにしましょう。

失敗しても

「いい勉強になった」

批判されても

「忠告してくれた」

嫌な奴は

「反面教師」

と考えれば

自分にとって否定的なことさえ

自分の糧になります。

そうした積み重ねは脳のプラス回路を育ててくれ

やがて他人を格下げしなくとも

自分のバランスが取れるようになってきます。

そして、色眼鏡をかけなくとも、

自分の力で自分を浮上させることが出来るようになってくるでしょう。

今日も最後までお読みいただいてありがとうございます。

今日一日があなたにとって

素敵な一日になりますように。

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