ストレス疲れ

ストレスが脳の疲労に関係あることは
わかっていただけたでしょうか?
では、ストレスで、脳を疲れさせないようにするには
どうしたらいいのでしょうか。

ストレスというと、なんだか悪者みたい
に思われがちですが、
すべてが心身に悪影響を及ぼすものでは
ありません。

例えば
こんな場面を想像してみてください。

上司が新しいプロジェクトのリーダーとして
あなたを抜擢したとします。

「私は上司に認められているんだ、よーし頑張ろう」

とやる気になりますか?

「私にできるだろうか。失敗したらどうしよう」

と不安になりますか?

どちらも同じ状況なのに、そのとらえ方が全く違いますね。
ここが、同じストレスが
プラスに働くかマイナスに働くかの違いが表れるラインです。

ストレスがプラスに働くとやる気につながり
上手にエネルギーに転換される原動力ともなります。

ところが、マイナスに働くと
心と体を必要以上に疲れさせてしまうのです。

このような「ストレス疲れ」を起こす人は
自分でも気が付かないうちに
そのパターンから抜け出せず、
どんどんストレスをためています。

しかも、これを繰り返すと、
自律神経失調症やうつなどの病気へと
進行することもあります。

日々ストレスを感じるのはみな同じ。
そのために疲れ果ててしまうのは
自分の体力や性格を十分認識せずに
同じことの繰り返しのパターンに
はまってしまっているだけなのです。

けっして気持ちがたるんでいるから、
あるいは気力が足りないから
疲れるのではありません。

いろいろな方のお話を聞くと
どうも周りによく気を使い、
仕事でもプライベートでも
ひたむきに取り組み、努力している
女性に限って、この傾向が強い
ように思われます。

責任感が強いあまり
「疲れたから休みます」
とは言えない、自分の感情を発散できずに
過度のストレスを抱え込んでしまうのです。

「一生懸命生きている人ほど病気になりやすい」

とは、なんて理不尽なことでしょうか。
一生懸命生きている人ほど
報われなければなりません。
なのに、成果が上がる前に疲れてしまう。

それは疲れやすい人が陥りやすい
共通パターンがあるからです。

明日は、共通するパターンをお話ししますね。

今日も最後までお読みいただいてありがとうございます。

今日一日があなたにとって

素敵な一日になりますように。

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