頭痛・肩こり・だるさ・めまい・冷え・のぼせ

働く女性の体調不良で圧倒的に多い身体症状は

頭痛、肩こり、だるさ、めまい、冷え、のぼせ

などの自律神経失調症です。

身体に出るストレス病の代表と言えますが、
ここ数年急激に増加している理由は

パソコンの普及です(スマホも入ります)

パソコンに向かっている時の姿勢を
考えてみてください。

モニターを見るために首は前のめりになり

キーボードを打つために腕を上げたままなので
肩も張ってきます。

常に、首、肩、腕の筋肉が緊張していて
肩こりや首の痛みが取れず、頭まで重くなってきます。

スマホも同様。

そして、パソコンの文字はフリッカーといって
チラチラと点滅しています。

自分では気が付かないかもしれませんが、
ちらつく文字を必死に見ようとして
瞬きの回数が減ってしまい、目の渇きや
痛みを感じるドライアイになることもあります。

このような体の緊張状態は、
脳内神経伝達物質のノルアドレナリンを
分泌させます。

ノルアドレナリンは適度に分泌されると
やる気を高めてくれますが、

緊張しっぱなしで分泌が過剰になると

動悸や息苦しさ、不安感を招く

諸刃の剣のようなもの。

脳の温度も上がってしまうので、ますます
私たちを疲れさせてしまいます。

これらパソコンにまつわる不定愁訴症状を

「VDT障害」

と言いますが、その中でも最近目立っているのが

「くいしばり症候群」

です。

パソコンを使った作業中、口をぽかんと開けている人は
いません。作業に集中していますから、知らず知らずに
口をぎゅっと閉じてあごに力が入ってしまうのです。

私も仕事でパソコンを多用するので、知らぬまに
ギューッと歯を食いしばっていることがあります。

その理由は、画面のちらつきのほか、
文字の大きさにあると考えられます。

印刷された文字と画面上の文字では、
人によって文字の大きさや行間などによって
読みやすさが違うのです。

私はどれが一番読みやすいか、
フォントや文字の大きさを色々変えて試してみました。

すると、画面では読みやすくても、
印刷してみると文字が大きすぎて読みにくかったり
その反対だったりすることに気が付きました。

また、紙の場合、それほど集中しなくても文字を目で
追うことが出来るのですが、パソコンの画面では
かなり神経を集中させないと読めないことを実感しました。

この症状は女性に多く見られますが、
肉体的な緊張に加えて

精神的緊張も深くかかわっています。

仕事の悩みや人間関係のトラブルなど
それぞれの悩みを抱えたまま、
何とかやろうとすると頑張りが
歯を食いしばらせてしまうのです。

「くいしばり症候群」

は最初のうちは顎の疲れやだるさを感じますが
顎への負担が続くと、頭痛や口が開かなくなる
顎関節症にまで進むこともあります。

実際、歯科での治療ではほぼ改善しない
顎関節症の原因に、
くいしばり症候群があったというケースも
増えているようです。

くいしばってしまう心の背後にある
ストレス状態を改善しなければならない
場合がとても多いです。

スマホ使用の身体への影響も
出てきています。

自律神経失調症の症状がでたら、
パソコン、スマホの使用方法を
見直してみてください。

今日も最後までお読みいただいてありがとうございます。

今日一日があなたにとって

素敵な一日になりますように。

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