会話のタブー

話のタブーについて今回はお話ししますね


1つは

人の話の腰を折る行為

例えば、

「お母さんと一緒に生け花教室に通いはじめたんだけど
 園子先生が何と、高校の同級生だったの」

という短い話の合間にも

「そういえば、お母様は元気?」

とか

「あなた、生け花?私は昔挫折したわ。
 それで今、フラワーアレンジ面とにしようかなって考えてるの」

「先生っていくつ?」

「私の高校の同級生にもいるわよ。趣味の先生してる人」

などと、話の言葉尻を捉まえては、
自分の話にもっていくようなことです。

露骨に話題を変えて、相手の話を
宙に浮かせることも同じ。

話している人は

「お願い。最後まで話をさせて」

と悲鳴を上げたくなるでしょう。

そんなことをしては、話し手が気の毒です。

また、私の知り合いは

とにかく「俺だって」「俺が俺が」

と自分の自慢をする人が居ます

話のスタートは誰でもいいのです
気が付くと会話を乗っ取り
俺様自慢が始まっています


また、人が一生懸命話しているのに、

「コーヒー飲む?」
「ちょっと寒くない?」
「今何時?」
「ちょっとトイレ」

なとど、どうでもいい気づかいをしたり、
中座したりするのも、人の話の腰を折る行為。

聞いているのかいないのか、相槌の一つも打たずに
無表情なのと同じくらい、話を聞こうとしないことが
あからさまにわかり、相手は不愉快な思いをします。

聖書の中に、こんな逸話がありました。

イエスキリストが、マルタとマリアいう姉妹の家を
訪れた時のことです。

姉のマルタは、もてなしの為にせわしなく
立ち働いていましたが、妹のマリアは
キリストの足元にじっと座ってキリストの
話に耳を傾けていました。

マルタが、妹が手伝わないことで不平を言うと、
キリストは、自分が望むのはマリアのように
話を聞くことであり、マルタにもそのように
することを進めたのです。

聞き上手になれば、だんだんに相手が何を話したいかが
表情からくみ取れるようになるので
会話の矛先を相手が話したい方向に
持っていくことも出来ます。

もっとも、どうにも話がつまらなかったり
長すぎて退屈することもあるので、
そういう時は一段落ついたところで
話を変えるか、
「で、結論はどうなったの」
などと言って先を促すかするといいでしょう。

ともあれ、聞き上手になると、
自分の周りに、
「あなたと話したい」
という人がたくさん集まるようになります。
それだけ、人付き合いの輪も広がるのです。

自分の話す癖は自分では気が付かないものです

適切な相槌と適切な返答は
練習するととても上手くなります。

コミュニケーションに自信がない方、
話を聞くスキルを伸ばしたい方は
是非傾聴トレーニングにご参加ください

プロのカウンセラーが学ぶ傾聴トレーニングです
気になる方はお問い合わせくださいね。


今日も最後までお読みいただいてありがとうございます。

今日一日があなたにとって

素敵な一日になりますように。

関連記事

PAGE TOP