話を上手に、おもしろくできるに
越したことはありませんが、
一番大切なのは、相手に対する
「愛」と「誠意」
です。
この気持ちを持っていれば、
「口下手も素敵な魅力よ」
と言ってもいいくらいです。
ただ、気持ちは持っているつもりだけど、
なかなか伝わらないと悩む人も多いでしょう。
それはたぶん、思いの強さが
話すときの動作や表情に
きちんと反映されていないからだと思います。
そういう人は、どうすれば
「愛」と「誠意」が
伝わりやすいか、多少のテクニックを
覚えることも必要でしょう。
ポイントは5つあります。
【テクニック1】
声のトーンを少しだけ上げる
何かを強調して伝えたい時、
人は自然と声のトーンが高くなります。
そうして「ねぇ、私の話を聞いてよ」
という気持ちを込めるわけです。
特に、《つぶやき喋り》をする人は
話始めとなる結論の1フレーズと、
「ここからが面白いところ」
という話が盛り上がるポイントで、
意識して声のトーンを上げましょう。
低い声も落ち着きと説得力が感じられて
いいものですが、女性の場合はどうしても
暗い印象を与えがちです。
相手を「話を聞きたくない」気持ち
にさせてしまうこともあります。
弾んだ声で話した方が、
聞き手は話に吸い込まれるのです。
何も話している間中、無理して
高い声を出すことはありません。
「これが伝えたいのよ」
というところで、ほんの少し
気合を入れればいいだけ。
自然とお腹に力が入り、
声に張りが出てきます。
ちなみに、心理学で有名な
「メ―ラビンの法則」によると
人の第一印象を判断する材料は
55%が視覚情報(容貌・態度・つまり「見た目」)
38%が音声情報(声質・発音・抑揚・つまり「声のトーン」)
7%が知識情報(話の内容)
だとされています。
ちょっと意外ですが、話すときの印象は
実は内容よりも、声に左右されるということがわかります。
つまり、話の組み立てが多少まずくても、
明るくハキハキとした声で、
抑揚をつけて話せば、相手に好印象を
与えるということです。
今回はちょっと短いけど1だけで終わりにします。
今日も最後までお読みいただいてありがとうございます。
今日一日があなたにとって
素敵な一日になりますように。