【テクニック3】
相手の目を見て話す
昔から「目は口程に物を言う」と言われるように、
話を伝えたい気持ちは言葉だけではなく
目にも表れます。
「聞いてほしい」
と思うなら、相手の目を見て話すのは
当たり前のことです。
もし、
「伝えたい気持ちは強いのに、人と視線を合わせられない」
のなら、それは思いが足りないのです。
相手の反応を心配する気持ちの方が強い、
という見方も出来ます。
そっぽを向いてい話したり、しじゅううつむいていたり、
話の最中にそわそわと目が泳いだりするような人は、
相手に不快感を与えます。自分という存在を
拒絶されたかのように感じるからです。
そんな人の話をちゃんと聞こうと思う人は
ほとんどいません。
「シャイだから、しょうがないじゃない」
とあきらめず、目を合わせる努力をしましょう。
何も、話している間中、
相手の目を見つめていなくてもいいのです。
視線を相手の口元や胸元あたりに漂わせつつ、
話の要所、要所で目を見るようにするだけでも
随分相手が受ける印象は違います。
【テクニック4】
感情を表情に表す
話に熱が入ると、人は様々な表情で
気持ちを表します。
楽しい話をすれば、笑顔になるし、
苦しい事や辛いことを話すときは
顔がゆがみます。
眉をひそめてしかめ面をしながら深刻な
話をすることもあるでしょう。
話し上手な人は、こういう感情表現がとても豊かです。
聞いている方は、表情を通して
「言葉+α」
の情報が得られる分、話を理解したり、
相手に対して感情移入したりしやすくなります。
逆に、話すときにあまり表情が変わらない人は、
相手を
「話したくないのかしら?」
「怒っているのかしら?」
「どう反応すればいいのかしら?」
と不安にさせます。
例えば、
「明日サッカーの試合を見に行くのよ」
といった一言でも、笑顔なら
嬉しいんだな。
憂うつそうな面持ちなら
気乗りしないんだな。
とわかりますが、無表情だと何を言いたいのか
わからなくてリアクションに困るのです。
また、笑顔は人に好印象を与えますが、
「いつも笑顔で話す」
のは無表情と同じことです。
へらへらした顔で、深刻な話をしても、
「どうでもいい話なんだな」
と受け止められてしまうことになりかねません。
自己啓発系のセミナーへ行くと
魔法にかかったように笑顔な人がいっぱいいます。
私も笑顔でいれる努力はしています。
しかし、それは笑顔でいれる努力であり
笑顔を作る努力ではないです。
自分の感情に嘘をついて笑顔でいても、
本当の気持ちは伝わりません、
必要なところでは自分の気持ちをしっかり出して
気持ちを伝えることも大切です。
無理をしないで、悲しい時は悲しみを出して、
怒りたい時には怒って、
しっかり感情を出した方が心身症にならないのです。
表情は口以上に雄弁なもの。
話の内容をより的確に伝えるためには、
欠かせない要素です。
今日も最後までお読みいただいてありがとうございます。
今日一日があなたにとって
素敵な一日になりますように。