天然石・占い・霊視 ・カウンセリング 楽風

見えない不安と苦しみを救う心の専門家

眠れない人

「眠れないんです」

そんな声をよく聞きます。
私にもありました。

スキューバダイビングのインストラクターを
していた時、それはとてもハードな仕事でした

営業時間が夜7時までですが、
お客さんがいれば遅くなるし、
次の日が海の実習だったりすれば、
準備があったりして、
夜9時くらいまでかかることも
しょっちゅうでした。

それに加え私は経営者でしたから、
イベントの企画から手配まで
何でもやっていました。

そして、海の実習の日は
朝5時前には起きてお店へ行き
6時半にはお客さんを車に乗せて
伊豆半島へ出発します。

もちろん往復運転です。
現地では2回海に入って講習を行い

片付けて荷物もお客さんも車に乗せて
帰ります。

そんな仕事が週に2~3日続くと
コロッと死んだように寝れるはずなのですが、

私は、明日寝坊したらどうしよう。

という不安でなかなか寝れませんでした
でも、寝なくちゃ身体が持たない

「頑張って寝る」

そんな生活が続きました。

ある日それは起こりました。

海の実習の日なのに
起きたら6時半なのです。

今のように携帯電話が普及していなかったので
お客さんに連絡することも
出来ません。

真っ青になりながら必死でお店に行った
記憶があります。

私は、その日から、

「また起きれなかったらどうしよう」

と考えると、ますます寝れなくなってしまったのです。

ストレスの多い現代は、不眠の訴えは
小学生や中学生にも増えています。

もともと仕事や家庭の問題、試験の前など
緊張から一時的に不眠になることは
よくあることです。

たいていは緊張の原因が解決すれば
眠れるようになります。

私の場合は、
また寝坊したらどうしようという不安が
ストレスとなって、さらに眠れなくなったのです。

つまり、寝れないことにこだわるあまり、
不眠恐怖により不眠症になってしまったのです。

私は睡眠薬をもらって治療しました。

多くの人は睡眠薬を一度飲み始めると
止められなくてずっと飲まなくてはいけないと
思っている人も多くいますが、

最近の睡眠薬は依存性が少なくて
上手く利用すると良い睡眠をとることが出来ます。

寝酒ってよく言いますが、
アルコールで寝ようとすると、
寝入りはいいのですが、短時間で目が覚めてしまい、
結局良い睡眠は得られません。
むしろ依存性が高いというのが最近の
研究で分かっています。

睡眠薬で寝るだけでは解決は出来ていません。
生活の見直し、就寝時間の管理、生活リズムの管理
などが合わさって不眠症から脱出できます。

原因のわからない不眠症に悩んでいる方も
一人で悩まずにどうぞご相談ください。

今日も最後までお読みいただいてありがとうございます。

今日一日があなたにとって

素敵な一日になりますように。

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テーマの著者 Anders Norén