仕事というのは基本的に
やらないで済むならやりたくないものです。
でも、そこにやりがいや面白さを見つけると、
途端に楽しくなります。
ならば、楽しくなるような工夫をすればいい、
そう思いませんか?
不思議なもので、仕事を
「食べていくためにはしょうがない」
と悲観的にとらえていたり
「精神を高めるような仕事でなければ、意味がない」
と高い理想に縛られていたりすると、
ストレスはどんどん大きくなります。
逆に
「仕事が楽しい」
という感覚があると、多忙も苦にならず、
ちょっとしたトラブルに見舞われても
めげないなど、
ストレスに強い体質が出来ます。
というのも、人は自分が楽しいと
思うことをしているときは
それが結構ハードなものであっても、
「苦しいけれど充実している」
と感じ、βエンドルフィンという
脳内物質が出るからです。
これが「がんばろう」という
モチベーションを保ち、
達成した喜びがあればさらに
βエンドルフィンが出て幸せな気分になれます。
しかも、βエンドルフィンそのものには、
身体の機能を調整する作用があります。
ハードな仕事をしていても、
身体が壊れないようにケアしてくれるのです。
スポーツの世界で
「勝ったチームの選手は疲れない」
と言われるのは、勝利の喜びが
βエンドルフィンを生産するからに
ほかなりません。
負けてβエンドルフィンが出ないと、何日も疲れが取れず、
けがの治りも遅いのです。
身体機能が落ちてしまうからです。
つまり、
「嫌だけど我慢する」頑張り屋さん
ではなく、
「どんな仕事も楽しんじゃう」
楽天的な頑張り屋さんを目指すことが、
仕事をストレスにしないとっておきの
方法でもあるのです。
私はもちろん仕事が大好きです。
毎日22時過ぎまでパソコンに向かって
仕事をしています。
昼間はカウンセリングをしたり、
お店でお客さんとお話ししたり
しています。
それは好きなことを仕事にしているのだから
当然仕事も好きでしょう。
と思われるかもしれませんが、
けっこうストレスもあります。
ですが、いろいろな方とお会いできるし
お店に来て下さるたびに
元気になっていくお客さんをみていると
この仕事頑張ろう!
って思います。
最初にお店に来る方は
けっこうな確率でエネルギーが衰弱しています。
そんな方に、石を処方して、
次に来られるときにエネルギーが
上がっていると、「よっしゃー」
って気分になります。
あなたもβエンドルフィンが出るように
楽しんで仕事しましょうね。
今日も最後までお読みいただいてありがとうございます。
今日一日があなたにとって
素敵な一日になりますように。