疲れがたまるのを放っておくことはよくありませんが、
つかれた~と感じることは悪いことではありません。
どんなに仕事で無理をしても、
全く疲れを感じないとしたら、
いつか必ずパタン!と
倒れることになりますね。
しかし、疲れたな、と感じれば、
そこで自分自身にストップをかけるきっかけとなり、
病気になるのを防ぐのです。
つまり、疲れとは、
私たちが健康に生きていくうえで、
重要なサインの一つです。
「疲れがたまっている」
と思っている人は、とにかく休んでみましょう。
そして、休みながら、なんでこんなに疲れてしまったのか、
何がいけなかったのか、疲れないためにはどうしたらいいのかと
考える時間にするのです。
こんなことぐらいで疲れる自分はダメな人間だなんて
否定的に捉えないでください。
気持ちを切り替える絶好のチャンスだととらえればいいのです。
それでは、どうやって切り替えればいいのでしょうか?
二つの方法を紹介します。
1・自分に入ってくる嫌な情報を、いい情報に変える」←インプットを変える
上司から新しい仕事を頼まれたとき、やる気がアップする人と、
不安で押しつぶされてしまう人に分かれてしまうのは、
インプットの方法が違うためです。
つまり、どうインプットするかで、
自分が感じる疲労感も違ってくるといえます。
インプットは心理学でいうところの「認知」ですが、
ここではもう少し簡単に、人それぞれが持っている
フィルターと言い換えることもできます。
全ての人は自分自身のフィルターをもっていて、
そのフィルターを通して考えたり、行動したりしています。
このことは解剖学者の養老孟司さんが
「バカの壁」の中で、入力をx、出力をyとして
y=axという一次方程式で示しています。
この中のaという係数がフィルターに相当します。
フィルターの違いを色として考えると、
もう少しわかりやすくなるかもしれません。
貴方が持っているフィルターの色が青だとします。
仕事でミスをして先輩に注意された、けんかをして恋人を怒らせた
どんな時も青いフィルターを通しているので
全て青い色「私はダメなんだ」「私は嫌われているんだ」と
同じ考え方しかできなくなってしまうのです。
貴方が持っているフィルターとは
貴方の考え方の癖を示すものともいえるでしょう
いつも同じ色のフィルターを使うのではなく
何色かスペアを用意してその都度
取り替えてみてはどうでしょう。
2・いやだなと感じたら、うまく発散させる← アウトプットを変える
発散させるパターンを増やして、いつも同じ
アウトプットにならないように工夫をします。
これができるようになると、
同じもの、同じ状況でも、違って見えたり、
感じたりできるようになります。
つまり、ストレスに強いメンタルを育てることができます。
これが「メンタルメイク」です
そうして、さらにアウトプットを変えれば、
ストレス発散のみならず、アウトプットの中から
何か建設的な物、生産的なものが
生まれる可能性もあるわけです。
嫌なストレスから逆にいい結果が生まれる
まるで「瓢箪から駒」ではありませんか。
さあ、悪いストレスをいいストレスに変えて、
あなたの運命を変えてみましょう。
今日も最後までお読みいただいてありがとうございます。
今日一日があなたにとって
素敵な一日になりますように。