「魔の言葉」

よくいるのですが、何もしてないのに

「すみません」

と言う人見かけませんか?

「すみません」は謝罪の言葉ですが、
特に何もしていなくて、悪いこともしていないのに

とりあえず、「すみません」というのが
癖になっているのです。

よく口にしてしまいがちな言葉ですが、
無意識の裏にあるのは自己否定の認知です。

実は

「すみません」

口にするたびに、自己否定を強化しているのです。

子供は親とのコミュニケーションの中で
自己主張することを学びます、
それが親にああしなさい、こうしなさいと
指示されて育つと、自己主張するチャンスを逃してしまい、
やがて子供は自分の意見を言うことが
苦痛になります。
親に怒られないように「すみません」と
とりあえず謝ってしまうのです。

自分の意見を言ったり、反論することは、
エネルギーを使うことです。

それなら、すぐ謝ってしまうのが、
一番リスクもしくなく、簡単でエネルギーを
つかわずに済むので、楽な方法をとるのです。

「すみません」を使うことが習慣になっていると、
どんどん自分のエネルギーが減ってしまいます。

しかも、このような「すみません癖」を持った人には
ここから先は出ないという安全地帯の中にいるわけですから、
ますますエネルギーを使うことはなく、
どんどんエネルギーの低い人になってしまいます。

子供の頃は謝るだけで済んだかもしれませんが、
現実の社会ではそううまくはいきません。
そんな自分を変えるにはどうすればいいのでしょうか?

まずやってみることは、
すぐに「すみません」というのをやめて
ほかの言葉に置き換えてみるのです。

例えば

「なるほど」

「そうですね」

「〇〇というのは、どういうことでしょうか」

「つまり~~」

「結局のところ~~」

など。

気をつけていても習慣になっていますから、
つい言ってしまうこともあるでしょう。

自分で気が付かないうちに言ってしまうことも
多いのです。だから、
周囲に伝えておきます。

「私がすみませんって言ったら指摘してね」

と協力してもらい、
自覚を促してもらって位はいかがでしょうか

自己否定の認知をしなくなると、
エネルギーがたまっていきます、

そうすると、ストレスで疲れにくい自分が出来ています。

次回はほかの魔の言葉の言い換えを書きますよ。
これが出来るようになると、肯定的な思考が生れやすくなります。

今日も最後までお読みいただいてありがとうございます。

今日一日があなたにとって

素敵な一日になりますように。

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