心理療法の一つに
「ブリーフテラピー(問題解決思考)」
というものがあります。
起きてしまったこと(悩み事)の原因にこだわるのではなく
原因を解決する思考へと変えていく
解決志向アプローチです。
ブリーフテラピーには、次の3つのルールがあります。
①もし、上手くいっているならそれを変えるな。
②もし、一度うまくいったのならそれをせよ。
③もし、上手くいってないのであれば、何でもいいので違うことをせよ。
どうしたらいいかわからない時、
何をやってもうまくいかない時は
この3つのルールを思い出してください。
どうしてうまくいかないのか、
その原因を自分で整理して、
何をしたらいいか、出来ることとできないことは何か、
それを見極めて先へ進めばいいのです。
とにかくつらい状況になると
前向きになれず、「でも」「だって」「どうせ」「できない」
という気持ちに支配されがちです。
これらの言葉は、気持ちをずるずるとマイナスの方向に
向かわせてしまいます。
自分を「何か方法がある」というふうに
解決する方向へ持っていくと前向きになれます。
「逆にいえば、こういういいこともあった。
マイナスが多かったかもしれないけど、
すべてがマイナスではなかったし、得たものもあった」
こうやって考えると、次の行動(解決策)が
自ずと出てくるのです。
ルールを見る限り、守るのは簡単なようですが、
現実の世界では、判断を誤ってしまうのが人というものです。
買えなくていいものはそのままにし、
買えられるものは変え、
前上手く言った経験があればそれを生かす。
アウトプットの習慣は、状況に合わせて
作戦を変えていくと出口が見えてくるはずです。
今日も最後までお読みいただいてありがとうございます。
今日一日があなたにとって
素敵な一日になりますように。