天然石・占い・霊視 ・カウンセリング 楽風

見えない不安と苦しみを救う心の専門家

やめたいのに、やめられない。①

疲れが行動に表れた時1-1

私たちはそれぞれ、
自分なりのストレス発散方法を持っています。

カラオケで熱唱することでスッキリする人
仕事の後のお酒が楽しみになっている人などなど

どんな方法であれ、どれもがストレスフルな
状況から自分を切り替えるための手段です。

これは
「ストレスコーピング」
と言って、ストレスに対処するために
それぞれが身につけてきた技術と言えるでしょう。

つまり、私たち誰もが何かに

「依存」

して、心身のバランスをとっているわけですから
「依存」は決して悪いものではありません。

では、最近増えている依存症と依存の
違いはどこにあるのでしょう。

ストレスを発散するために、
毎日毎日カラオケに行くのは「依存」です。
でも、それはそれで、本人の
経済的、時間的に許す範囲でやっていれば
問題ありません。

ところが

カラオケに行きたいがために仕事を休んだり
お給料が全部なくなってしまうまでになると

「依存症」

となります。

つまり、日常生活に支障をきたしているかどうかが
見極めライン。
健全な状態であれば
仕事が忙しかったり都合がつかなかったりすれば、

「今日はカラオケに行けないから、今度にしよう」

と考えます。
しかしそれが判断できずに、
何もかもほっぽり出してカラオケに行くのを
やめられないのが依存症の状態。

ストレスの影響が「行動」に出てくるのです。

最近依存症が増えていますが、
その理由は二つあります。

一つは現代女性の心の中心に
満たされない空虚感や飢餓感が広がってきているからです。

この空虚感や飢餓感の起きる背景には
社会的な問題があります。

女性は時代の変化とともに社会の中で
働くチャンスを与えられるようになりましたが、
それとともに、今度は次から次へと
いろいろなことを求められるようになってしまいました。

女性はもともと順応性がありますから、
それにこたえようと必死になります。

仕事に生きるのなら、もっといい仕事を。
仕事も家庭も両立するのなら、どっちも完璧に。

こうなると、どこかで自分のことは後回しになって、
目の前のことを処理していくのに精一杯になります。

車はガス欠になれば止まってしまいますが、
がむしゃらな女性たちは
ガソリンが切れたら部品を燃やしてでも
走り続けようとします。

気が付くとガソリンタンクは空っぽ
部品の一部は摩耗して故障寸前。
バッテリーさえも切れかかっています。

充電することを忘れた心には
ぽっかり穴が開いてしまいます。
とりあえず、その穴を埋めるために
別のもので手っ取り早く
産めるようになるのです。

もう一つは親子関係です。
これは次回お話ししますね。

今日も最後までお読みいただいてありがとうございます。

今日一日があなたにとって

素敵な一日になりますように。

次へ 投稿

前へ 投稿

返信する

© 2024 天然石・占い・霊視 ・カウンセリング 楽風

テーマの著者 Anders Norén