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見えない不安と苦しみを救う心の専門家

プチうつ  あなたは大丈夫?

やる気が起きない。
疲労感が取れない。
何をしても楽しくない。

こんな悩みを抱えてしまった人の中で
就職活動の時期と重なる場合が増えています。

就職難と言われていて、
何社受けても内定がもらえないという話はよく聞きます。

働くことに夢や希望を持って就職活動に
臨んだはずですが、何度も落とされているうちに
自己否定の考えにとらわれたり、
人格まで否定されたような気分になってしまうのです。

50社近くの会社の試験を受け、
やっと就職先が決まったという
綾子さん(24歳)は、
とてもまじめで頑張り屋さんなのですが、
なぜか1年足らずで体調を崩して
会社を辞めてしまいました。

再就職したのですが、
その会社も同じ理由で辞めてしまい、
身体が気持ちに追い付いていきません。

綾子さんが身体を壊すほど無理を
してしまうのは、希望の会社に
就職できなかったのは自分の頑張りが
足りないからだという考えが
重くのしかかっているせいでした。

やっと就職した会社でも、
根が真面目だけに担当以外の仕事まで
引き受けていて、残業や休日出勤も
進んでしていました。

そのため職場では綾子さんに頼めば
何でもやってくれるという
雰囲気が出来上がってしまい、
頼まれる仕事は全て片付けていたのです。

綾子さんはやる気満々で引き受けて
いるので、無理をすれば仕事は出来ます。
しかし、最後には体の方がダウンして
結局は会社を辞めて治療に専念する
時間が必要になるのです。

せっかく就職したのですから、
本人もこんなことくらいで
辞めたくありませんでした。

仕事を長く続けたいのなら
100%の力を出し切らず、
80%くらいで余力を残さないと
途中で倒れてしまいます。

一度に何でもやろうとしないで、
少しずつ積み重ねていけば、
結果的に同じ分量の仕事ができるものです。

しかもしれを長く続けることで、
将来的にはたくさんできるようになります。
そうやってコツコツ続ければ、
キャリアアップにもなりますが、
今のようにすぐやめてしまえば、
せっかく頑張ったのにもったいない話です。

綾子さんの症状は病院へ行ったところ
プチうつでした。

軽度のうつ病で、落ち込みや気分がふさぐなどの
心が疲れてしまう状態で、
身体の方が先にダウンすることが多くあります。

この段階で休めればいいのですが
身体に加えて心もダウンしてしまうと、
憂うつな気分がずっと続くようになります。

今までは普通にできたことが
出来なくなります。

例えば、顔を洗ってメイクをする。
洋服を選んで着替える。
と言ったことが面倒になって、
どうでもよくなってしまい、
本格的なうつ病へ進行することもあるのです。

今、うつ病まではいかないけれど、
潜在的に、プチうつの人はたくさん
いるのではないでしょうか?

綾子さんのように本当に動けなくなるまで
自分の心が疲れていることに気づかずに

「まさか、私が?」

と、見ないふりをしていませんか。

「うつは心の風邪」

とよく言われます。

本当の風は無理をしたり、
ちょっと油断するとひいてしまいますが、
うつ病も同じ。

しかも、たかが風邪だからと
甘く見るとこじらせて肺炎。
なんてことがあるように、
うつ病もこじらせると厄介です。

プチうつはひき始めの風邪みたいなものです。
早めの対処が肝心です。

ちょっと振り返ってみてくださいね
頑張りすぎないでください。

今日も最後までお読みいただいてありがとうございます。

今日一日があなたにとって

素敵な一日になりますように。

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